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先日、都内で開かれたボブ・サップのCM発表記者会見。広告主がサップに500万円の小切手を手渡すと、場内からどよめきが上がった。でもこれ、ただのパフォーマンスだと思ったら大間違い。実際にサップが手にする額は、その数倍に当たる。話題のあの人のギャラはいくらか、最新版リストを大公開! | ![]() |
| 菊川怜は露出過多で伸び悩み |
今回、本誌が独占入手したのは、ある大手広告代理店の内部資料。タレントがテレビCMに出演する際のギャラ、つまり「CM契約料」の一覧だ。夢のような数字がズラリと並んでいる。 ちなみにこれは、タレントと依頼主クライアントで交わされるCMの「年間契約」の料金。新規契約時はもちろん、契約更新の際も再交渉が行われ、決定されるものだ。タレントに勢いがあればギャラはアップするし、お疲れ気味であればギャラが下がるのは、当然の市場原理となる。 そこで今回は、'03年版最新契約料のリストを公開するとともに、前回の契約料との比較検討を行うことにした。右に掲げた表がそれだ。これを見れば、そのタレントがいま“買い”かどうか一目でわかる仕組みである。 また、今回の新趣向として、タレントたちの「CM好感度ランキング」を併記した。これはCM総合研究所が、幅広いアンケート結果を集計して毎年末に発表している、CMタレントの好感度番付である。これによって、好感度と契約額が必ずしもリンクしていないタレントがいることも判明した。その理由は様々だが、これについては個別に分析していくことにしよう。 お断りしておくと、ここに挙げた金額は、広告代理店が依頼主にプレゼンするため、過去の契約の相場から算出した金額であり、あくまでひとつのスタンダード(基準)である。契約料はタレントやスポンサー企業の力関係や扱う商品で上下することがあり、すべての契約がこの金額で行われているわけではない。ただ、この数値がタレントの現在の実力を図る格好のモノサシであることは紛れもない事実である。 それでは、個別に見ていくことにしよう。 ●女性タレント編 今回、金額がジャンプアップしたのは、何といっても浜崎あゆみだ。「ハイティーンのカリスマ」だった彼女が、その殻をブチ破ったのが、例の「サントリーBOSS」のCMである。 「男の商品である缶コーヒーのCMにチャーミングな振り付けで登場し、成人男性、とくに40〜50代のオジサン層をつかんでしまった。もともとサントリーはいいCMが多く、出るとタレントイメージが飛躍的にアップすることがある。我々はこれを『サントリー効果』と呼んでいます」(CM総研代表・関根建男氏) 対照的に、昨年「新CM女王」ともてはやされた東大卒の菊川怜は、1000万円アップの4000万円と、意外に地味な結果だった。 「二十数社にCM出演と話題にはなったが、明らかに露出過多。結局、何のCMに出ているのか、視聴者の印象に残らない。制作側の問題もありますが、それではCMタレントとして失格です」(CM制作会社ディレクター) 関根氏も、彼女のCMタレントとしての価値は昨年がピークだったと分析する。 「あれだけの本数に出て、CM好感度の順位は28位。タレント力が足りないと見なされても仕方がない」 |
| 山口智子の“出し惜しみ作戦” |
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では、そのCM好感度で1位に輝いたのは一体誰か。“CM界の皇太后”こと、樹木希林である。500万円アップの4000万円と、金額こそ菊川と同じだが、その内容はまるで違う。 「実力と需要からいって、7000万〜8000万円取ってもおかしくない人。でも、それをしないのが彼女のエライところです。フジカラーのCMを23年間も続けていることからもわかるように、彼女はいかに自分を長く愛してもらうかという術を心得ている。露出過多が自分の女優生命を縮めるということを、肌で感じて知っているんです」(大手広告代理店幹部) 今回、失速した女性タレントの代表といえば、藤原紀香ということになるだろう。1000万円のダウン。ついに、といった印象だ。 「さしもの紀香も、31歳という年齢には勝てない。セクシーだけではもう厳しいのに、主演映画がコケるなど、女優としては大成しない。当初から広告塔を務めてきたK‐1の脱税事件も、イメージダウンにつながっています」(大手広告代理店ベテラン営業マン) だが、紀香はまだまだ死なない、という声もある。 「彼女は依頼主からの評判がとてもいいんです。スポンサー主催のパーティにもマメに顔を出して、社長にお酌したり、一緒に記念写真を撮ったりと、気配りを欠かさない。いよいよ崖っぷちですが、なんとか踏みとどまるのではないでしょうか」(CM制作会社スタッフ) 意外なのは、米倉涼子が4000万円とわずかにダウンしていること。ただし、NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』のヒロインを演じることで、持ち直すだろうと見られている。 一方、かつてのCM女王・飯島直子は、さすがに値が崩れ始めたようだ。 「少しくらいディスカウントしても、数を維持する戦略のようです。商品によっては、5000万円でも受けると言われています」(広告代理店ベテラン営業マン) 飯島もそうだが、CM契約にとって結婚や離婚は、大きなファクターになる。今回もその影響を受けた女性タレントは少なくない。 作家・辻仁成氏との電撃結婚で同性の支持が下降した中山美穂は、1000万円のダウン。永瀬正敏との離婚疑惑が払拭できない小泉今日子も同額のダウン。 吉岡秀隆と結婚し、「主婦業に専念する」と宣言した内田有紀は、その言葉通りCMからも消える。 「力のあるタレントなら、だからこそ、と起用したがる企業があるものですが、彼女の場合はないようです。ちょうど潮時だったのではないですか」(前出・広告代理店幹部) スピード離婚疑惑で大ダメージを受けたのは、梅宮アンナ。赤ん坊が生まれたのに「授乳しない宣言」をしたかと思えば、早くも離婚騒動が報じられるなど商品価値は暴落。1000万円値下げしても、なかなか買い手はつきそうもない。安室奈美恵も、離婚後新規の契約がなかなか決まらない。本人も事務所も強気な姿勢を通しているため、契約料が下がらないのも、企業側が尻込みする一因だろう。 電撃結婚、卵巣腫瘍で入院という2大トピックにもかかわらず、逆にアップして1億円の大台に乗せたのが宇多田ヒカルだ。 「彼女は以前から露出が少なく、曲があふれてる割に映像で見る機会が少ない。結婚しても、その神秘性は薄まっていないんです。だから、CMで彼女が見られるのはファンにとっても有り難いことなんですよ」(前出・関根氏) このように、CMでしかお目にかかれない「ありがた感」のある女性タレントとして、山口智子の存在を忘れてはいけない。 「彼女がCMの仕事しかしないのは、夫の唐沢寿明の方針だともいわれていますが、そのおかげでいつまでも希少価値を保っていられるんです」(前出・広告代理店営業マン) その作戦は功を奏し、今回もまた1000万円アップ。1億円の大台は目前だ。 一方、その唐沢と昨年の大河『利家とまつ』の主役を演じた松嶋菜々子は、昨年のCM好感度でも堂々4位。いまが女優としてもCMタレントとしても絶頂期だと思われるのに、金額は据え置きだった。 「樹木希林さんと同じく、彼女がゴネれば値はもっと上がります。しかし単価ナンバー1になるより、幅広く仕事をすることを選んだのでしょう。これだけの金額を払っていながら、依頼主にお得感を抱かせるのがポイントですね」(前出・関根氏) |
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