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| 小泉孝太郎あえなくダウン |
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●男性タレント編 不況を反映してか、全体的に大幅アップのない不景気な変動ぶり。その中で目立つのが、SMAPの木村拓哉のダウン(1000万円減)と中居正広のアップ(1000万円増)だ。 「キムタクは昨年の月9ドラマがコケ、私生活では妻・工藤静香が第2子を妊娠、お父さんイメージが付いて失速気味。それでいてカッコイイCMしか出ないから、使いにくくなってきています。一方で中居は、吉野家やロト6のCMでコミカルな味を出したのが受け、CM需要が増えている。高いカネを払う以上、ある程度希望通りのコンテでやらせてもらえないと、依頼主側も納得しませんからね」(CMキャスティング会社社員) 金額は下がったとはいえ、キムタクは好感度は堂々1位。中居も2位にピッタリつけている。一昨年に逮捕された不祥事を引きずる稲垣以外、SMAPのメンバーは4人が10位以内にランクイン。お茶の間人気の健在ぶりを見せつけた。 民放全局を制覇して、いまや押しも押されもせぬ“テレビ視聴率王”に君臨するみのもんた。その割には、CMのギャラは控えめだ。 「存在感がありすぎ、つまりキャラが立ち過ぎなんです。こういう人は、アクが強すぎてCM商品を食ってしまうので、できるCMの幅が狭い。全体的に空気が希薄なバラエティ番組でこそ、彼の持ち味は活かされるのでしょう」(前出・関根氏) みのがレギュラー出演している『思いッきりテレビ』で、様々な健康問題を取り上げることも、CMに使いにくい原因だという。 「たとえば食品関係や医薬品関係は、番組内容と利害が反する恐れがあるので、絶対にできない。いわゆる『競合』に引っかかるからです」(前出・広告代理店幹部) 別な意味で、CMに起用するにはデンジャラスだというイメージが定着してしまったのが、窪塚洋介。叶姉妹との熱愛スキャンダルや、HPで「最高なんだよ、この神様が」と宗教がかった発言をするなど、なにかと身辺が騒がしく、広告主からすれば、敬遠したくなるタイプなのだろう。1000万円のダウンもやむなしといったところか。 鮮烈にデビューした小泉孝太郎も、わずか1年で新鮮さを失い、父親・小泉純一郎の支持率低下と連動するように金額が下降している。 郷ひろみはもっとひどい。6000万円から4000万円と、実に33%の暴落。CM好感度でも、100位圏外になってしまった。もっとも、47歳になった“元美少年”に似合うCMが、そうそうあるはずもないのだが。 しかし、年をとっても輝きを失わない人もいる。高倉健だ。前回と同じ1億3500万円だが、これはキリンビールと業界でも異例の5年契約を結んでいるためである。 「CM好感度は74位と低いのですが、この人に限ってはそんな好感度ランキングなど関係ない。5本もCMに出れば、すぐに1位になるでしょう。あの存在感は別格です」(前出・関根氏) いまさら好感度が関係ないといえば、お笑いの大御所もそうだろう。ビートたけし、明石家さんま、タモリはいずれも100位圏外。それでもギャラは、高値で安定している。逆に好感度で20位にランクインしたえなりかずきは、1500万円で横ばい。少なく見えるが、年齢から考えると十分な額だろう。 男性では、今年はスポーツ選手の話題が多かった。なかでも一番の目玉は、ニューヨーク・ヤンキース入りした松井秀喜。案の定、倍増の1億円という結果になった。だが、その松井が、早くもスポンサー絡みのトラブルに見舞われたという皮肉な話がある。 「メジャー行きを宣言したゴジラとイメージキャラクター契約を結んだのがJAL。『世界に羽ばたく』というイメージが航空会社にピッタリだと、JALの宣伝担当部門もご満悦だった。ヤンキースとの契約のための渡米は、もちろんJALのファーストクラスに乗るはずでした。 ところが、ヤンキースのオフィシャルスポンサーには、同じく航空会社のコンチネンタル航空がある。球団側は直前になってコンチネンタル機への搭乗を指示。おかげでJALは、イメージキャラクターの晴れの渡米に、自社の飛行機を使ってもらえないという悲惨な目に。広告代理店の担当者は、『調査不足』のそしりを受けて大目玉だったそうです」(前出・広告代理店幹部) もちろんこれは松井の責任ではないので、「国内の移動はJALで」ということで、一応は落ち着いたという。 |
| 丸山茂樹と中山雅史はアップ |
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一時はメッツ入りが報じられ、結局近鉄に残留した中村紀洋の騒動は、CM業界にも波紋を投げかけたという。 「彼がかつてCM出演していた食品会社が、日米で同時にオンエアするCMの制作を企画し、具体的に動き始めていたんです。 が、一転して中村は残留。それについて、中村が依頼主と広告代理店に相談する義務はないのですが、一度盛り上がった話だけに、依頼主のショックは大きかったようです」(前出・広告代理店営業マン) アメリカンツアー参戦中の丸山茂樹は、好成績が契約料に跳ね返り、3000万円のジャンプアップとなった。これから、ドッとCM依頼が殺到しそうなのが、引退前後から人気が再燃している貴乃花。相撲協会も人気回復の一環として力士や親方のCMを解禁しているため、出演には何の支障もない。早くも5000万円の相場で、下交渉が始まっているという。 貴乃花より、ひと足早くCM出演依頼が殺到しているのがボブ・サップ。すでに3社とのCMを発表したが、さらに4社も契約済みで、ビースト旋風はCM界でも荒れ狂っている。現在は2000万円だが、この先まだまだアップする可能性がある。 サッカー界で気を吐いたのが、中山雅史。W杯効果もあって、1000万円アップを勝ち取った。W杯効果は、もちろん日本人だけではない。ベッカム様は2年で1億円という契約で、意外と安い印象だ。これは、ヨーロッパはアメリカほどCM契約が高額ではないことが影響しているようだ。 ちなみに今回の契約更改で苦戦したのが和泉元彌、篠原ともえらの「ワイドショーお騒がせ組」。事実上の取引停止状態になってしまった。 「CM出演させるだけ、企業にとってマイナス」(前出・キャスティング会社社員)という判断をされてしまうと、たとえ起用したい企業があっても、代理店の側でストップをかける。CMに復帰するのは当分先の話になりそうだ。 オイシイ仕事だけに、やりたい人は山ほどいる。そういう意味で、テレビCM業界は生き馬の目を抜く厳しい世界でもあるのだ。 |
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